名古屋 -3- バードウォッチング2006年01月07日 09時50分

 名古屋でもう一つ良かったことは、バードウォッチングの楽しさを覚えたことだ。職場の同僚に誘われて始めた。彼は愛知県でもトップレベルの有能なバードウォッチャーで、初心者の私が全く気付かないのに次々と鳥を見つけては私に教えてくれた。普段気にかけていなかっただけで、本当は身の回りにこんなにたくさんの鳥がいたんだということに驚き、次第にのめり込んで行った。何度か探鳥会に参加するうち、だんだん自分でも鳥を見つけられるようになってきた。
 バードウォッチングの何がそんなに面白いのか。人それぞれだと思うが、私の場合は、感覚を研ぎ澄まして鳥の気配を感じ取ること、そこが私の性分に良く合って気に入ったのだと思う。だから大勢で見て回る探鳥会も楽しいが、一人または少人数で自然豊かな場所に分け入り、全身の感覚を鋭くして鳥の気配を探る時は厳粛な気持ちに包まれる至福の時だ。最近はそういう機会が全くなくなってしまった。いつかまた復活させたい。

コメント

トラックバック