『冬のソナタ』で一番好きな場面2007年09月03日 22時39分


 今週はなるたけ韓国語漬けになるぞ、との決意で自宅ではスカパーの韓国語放送のKNTVを付けっ放しにしてニュースやドラマを見るようにし始めましたが、最近はKNTVを見ていなかったので、ドラマは話が良くわかりません。よく分からなくて面白くないものを漫然と見ていても韓国語の勉強になりそうもないので、『冬のソナタ』のDVDを久し振りで見ることにしました。20話を全部見るわけにはいかないので、私の好きな場面だけ見ることにしました。
 『冬のソナタ』全20話の中で私が一番好きな場面は何と言っても第6話の上記写真の場面です。スキー場近くの屋外の建設用資材置き場で飲み過ぎてしまい危うく凍死しかけた金班長を解雇すると言ったイ・ミニョン(ヨン様)にチョン・ユジン(チェ・ジウ)が猛然と抗議に行く場面です。そこでミニョンに「死んだ人が一番喜ぶのは忘れてあげることです」と言われたユジンがミニョンの目をキッと見つめながら「誰かを心から愛したことがありますか?」で始まる一連の言葉を話すシーンが私は大好きです。何度も見ているので涙など出ないと思っていたのに、今回久し振りで見たら、自分でも思いがけず、またしても涙がボロボロ出てしまいました。
 以下はその場面のユジンとミニョンのセリフです。

【ユジン】
 昨日は奥さんの命日で、つい飲み過ぎたのです。
【ミニョン】
 酒を飲んで我を忘れる、死んだ人のために?
 自分の寂しさをごまかすためだ。
 死んだ人が一番喜ぶのは忘れてあげることです。
【ユジン】
 だれかを心から愛したことがありますか?
 ないわね。だからそんなことが言えるの。
 今まで そばで息をしていた人が突然消えてしまうことが―
 どんなものなのか
 何一つ変わっていないのに その人だけがいない感じが―
 どんなものなのか その寂しさが わかりますか?
 それで涙を流すことが 間違っていますか?

 『冬のソナタ』を見たことがない人(よく会うチル友さんは、まだ見たことがないそうです)は、20話を全部見るのは大変だと思いますので、せめてこの第6話までは見てほしいと思います。そうすれば後は止められない止まらない状態になると思います ^^

コメント

_ ユジンが好き ― 2014年07月06日 00時29分

このシーンを初めて見たとき、私も心に電撃が走りました。大人になり切ない恋愛ドラマを20年以上見ていなかったので、改めて心から人を愛するということや信念とはどういうことかを深く考えさせてくれるきっかけとなりました。冬のソナタには他にも涙を流してしまうシーンが多くあり、とても大好きなドラマです。これからもこの作品を通じて人の心を勉強していきます(48歳のおっさん)

_ S.KOJIMA ― 2014年07月11日 01時17分

ユジンが好きさま
 コメントをありがとうございました。『冬のソナタ』の放送から、もう10年以上がたったのですね。あの頃と比べると今の日韓関係は随分と悪くなってしまいましたが、将来はまた、あの頃以上の関係を築けたらと願っています。

_ ユジンが好き ― 2014年07月12日 09時09分

S.KOJIMA様 こちらこそコメントを頂きましてありがとうございました。情報通の皆様にとっては「冬のソナタ」からもう10年以上ですが、邪念の多いおっさんに「冬のソナタ」が訪れてくれたのはたった3年前です。ずいぶん時代から遅れ周りからはシーラカンスのように思われていますが、今日も19話を見る予定です。勤めている会社でも仕事上で韓国の方との交流があり良好な関係を維持しています。日韓関係も再び良くなるものと信じています。ちなみに一途なチェリンも好きです。ありがとうございました。

_ S.KOJIMA ― 2014年07月18日 10時43分

ユジンが好きさま
 お仕事で韓国の方と良好な関係を維持しているとのこと、感謝ですね。
 しばらく韓国へ行っていませんが、また行きたくなりました。

_ ユジンが好き ― 2014年07月21日 22時00分

S.KOJIMA様
 日韓友好関係の動向を深く思慮されておられるようですね。S.KOJIMA様のような方ばかりであれば、どのような状況であろうと前向きな対応による強い友好関係の構築が可能と思います。
 サービス指導業務のため直近3か月間ソウルに滞在した先輩が「とても暮らしやすいところだった」と言われました。私も韓国に行ったとき、日本人と非常に気性が似ている面が多くあるように感じました。
 邪念が消えていく大切な「冬のソナタ」、6話の舞台である「ドラゴンバレイ」に行ったことはありませんが、機会があれば訪問したいと思っています。ありがとうございました。

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