映画人九条の会2015年06月16日 19時53分

「映画人九条の会」は一般の映画愛好者でも参加できます。

映画人、映画愛好者の皆様へ
「アピール/私たち映画人は『戦争法案』に反対します」
に賛同をお願いいたします。

http://kenpo-9.net/

神の力2015年03月06日 05時30分


 佐々部清監督がfacebookで絶賛していた映画『さいはてにて〜やさしい香りと待ちながら〜』を柿田川のシネプラザサントムーンで観て来ました。
 信仰の話は一切出て来ないのに、極めて信仰的な映画だと思いました。ヒロインは海辺の珈琲店主・吉田岬役の永作博美さんと、珈琲店の向かいにある民宿に住む子連れのシングルマザー・山崎絵里子役の佐々木希さんです。この佐々木さんが演じる絵里子の目に映る視界の変化が印象的な、「海の力」を感じる映画だと思いました。そして帰宅してから、この映画について思いを巡らしていて、信仰の歩みとよく一致することに気付きました。
 シングルマザーの絵里子は海のすぐ近くに住んでいるのに、はじめのうち彼女の視界に海はほとんど入って来ません。しかし、珈琲店主の岬との交流が始まってから海に一歩近づき、海が目に入るようになり、次第に彼女の心を変えて行きます。「海の力」が彼女を変えて行きました。この「海の力」を信仰の世界では「神の力」と言います。
 教会の皆さんにもお勧めの映画だと思いました。そんなに長くは上映しないと思いますので、お早めにどうぞ。
http://www.saihatenite.com/

『アオギリにたくして』2014年06月06日 06時21分


 昨晩、沼津の試写会で『アオギリにたくして』を観ました。制作者たちの熱い想いが伝わって来る映画でした。沼津での7月17日の上映会に向けて私も宣伝させていただきます。

 広島で被爆して焼けただれたアオギリが翌年に新芽を吹いた時、多くの人々に希望を与えたと言われ、絶望の中にいたこの映画のヒロインもまた、再び立ち上がることができました。

 若い葉を付けた被曝アオギリのシーンで私は旧約聖書のイザヤ書53章を思い起こしました。

「彼は主の前に若枝のように芽ばえ、砂漠の地から出る根のように育った。
 彼には、私たちが見とれるような姿もなく、輝きもなく、私たちが慕うような見ばえもない。
 彼はさげすまれ、人々からのけ者にされ、悲しみの人で病を知っていた。
 人が顔をそむけるほどさげすまれ、私たちも彼を尊ばなかった。」
(イザヤ書53章2,3節)

 この映画は被爆者の方々が肉体的なダメージだけでなく、差別という精神的な苦しみも受けていたことも伝えています。このような悲劇が二度と起こさぬため、平和のための働きに一層励まなければなりません。

 http://muse-aogiri.seesaa.net/article/398801330.html

『神様のカルテ2』2014年03月28日 04時58分

 2月でヨハネの福音書に関する本の原稿の執筆を一応終えて、いま何人かの先生方に読んでもらっているところですので、ようやく木曜日の1000円で観られる日に映画を観に行くゆとりができて来ました。

 と言っても沼津では観られる映画の選択肢はそんなにありません。先週は『LIFE!』を、今週は『神様のカルテ2』を観ました。どちらも良い映画だと思いました。観て良かったです。こういう大宣伝をしている映画は東京にいた頃なら観なかった可能性が高いので、選択肢が少ないのも悪いことばかりではないのかもしれません。

 『神様のカルテ2』では、プレゼントの前にアイマスクをしてもらうなどして目を暗闇に慣れさせたら良かったのに、と思いました。いきなり暗くしてプレゼントを贈っても、すぐには見えないでしょ!と、この映画の一番の見せ場で引いてしまいました。良い映画だと思ったのに、ああ、もったいない。

『シムソンズ』2013年12月16日 18時42分


 カーリング女子のオリンピック出場を決めた試合の余韻に浸りながら、きょうは久々で映画『シムソンズ』のサントラを聴いています ^^
 この映画、一度観て気に入ったので、何度か映画館に足を運んで複数回観た記憶があります。
 懐かしい… また観てみたくなりました。

『飛べ!ダコタ』2013年11月19日 23時54分


 きょう三島で映画『飛べ!ダコタ』(監督・油谷誠至、主演・比嘉愛未)を観ました。今年私が劇場で観た映画ではNo.1だと思いました。そして、きょう感じたことを文章にして残しておく必要を感じました。

【解説】(公式サイトより)
「これは、いまから67年前に、実際にあった出来事である。昭和21年1月14日――太平洋戦争の終結からわずか5ヶ月後のこと。佐渡島の小さな村に、イギリス軍の要人機《ダコタ》が不時着した。わずか5ヶ月前まで、敵国だったイギリス兵の予期せぬ来訪に、驚き、戸惑う村民たち。だが、『困った人を助けるのが「佐渡ん人間(さどんもん)』の精神を貫き、国境を越えた友情と絆を育み、《ダコタ》をふたたび大空へと飛び立たせたのだ。そこには、日英共に戦争という忘れ難い痛みと憎しみを乗り越え、再生と平和への一歩を踏み出そうとする、願いと決意が込められていた。
 それから、64年の歳月が流れて、《ダコタ》の修理を行った整備士の息子が、佐渡を来訪するという出来事があった。彼は、すでに他界した父がこの地で大変お世話になったこと。そして、もう一度、佐渡に行きたいと思いを馳せながら死んだことを告げた。国境を越えた絆は、いまでも人々の心に脈々と生き続けていたのだ。これを機に、『この事実を風化させてはならない』と願う、地元フィルムコミッションの働きかけによって、総製作費約2億円を投じて、ついにその映画化が実現した。」

 わずか5ヶ月前までは敵国だったイギリス兵に対して取った佐渡の人々の行動は非常に聖書的であったと思います。佐渡の人々はほとんど聖書を知らなかっただろうと思いますが、聖書的な行いをすることができました。つまり「福音の文化」の担い手として優れた資質を持つ、信仰の優等生候補と言えるのではないかと思います。このような人々に対して、もし聖書の教えを伝えるとするなら、どのようにアプローチすべきでしょうか。一つ言えることは、彼らが単に聖書を知らないという理由だけで「彼らの信仰は幼稚である」と決めて掛かってはいけないということだろうと思いました。
 佐渡の人々の心を日本人の多くも持っていると思います。『飛べ!ダコタ』を観て私は、日本人に聖書の教えを伝える場合にも、日本人が単に聖書を知らないという理由だけで「日本人の信仰は幼稚である」と決めて掛かってはいけないと感じています。スコット・マクナイト『福音の再発見』が説くところの「福音の文化」の担い手として、日本人は優れた資質を持つ信仰の優等生候補であると私は思います。
 この映画を観て、日本人の心に聖書の教えがフィットする可能性の大きさを感じることができましたから、とても感謝でした。
『飛べ!ダコタ』公式サイト
 http://www.tobedakota.com/

『そして父になる』2013年10月04日 04時22分

 映画『そして父になる』を観た翌朝、目が覚めた布団の中で、子供の頃の事がしきりに思い出されました。一緒に遊んでくれた父、家族をいろいろな所に連れて行ってくれた父に感謝。

 神学校の寮に入るため5年前に自宅マンションを引き払った時から仕舞い込んでいた父の遺影を久々に取り出して、部屋に置きました。

 福山さんの父親役の今は亡き夏八木勲さんの細くやせこけた頬が痛々しかったです。佐々部監督の『カーテンコール』での良き父親役も懐かしく思い出されました。

『少年H』と神戸教会2013年07月17日 21時51分

 妹尾河童の自伝小説『少年H』で少年Hの家族が通っていた教会は、今のインマヌエル神戸教会の前身の教会なのだそうです。それで、8月10日公開予定の映画『少年H』(降旗康男監督)の礼拝の場面では、インマヌエル神戸教会も撮影に協力したそうです。当時の礼拝の様子などに関するアドバイス等の協力だと思いますが。

 この映画の公式サイトの予告編にも和室に正座して礼拝をしている場面が短く映りますが、そこには知った顔も映っています ^^

 降旗監督の映画ですから、神戸教会が関係していようがいまいが、どっちにしても観に行くのですが、姫路にいた時に何度もお邪魔して良く知っている教会が関係していたと知り、すごく楽しみになりました。

『少年H』公式サイト
 http://www.shonen-h.com/

インマヌエル神戸教会
 http://igm-kobe-church.jp/

dビデオ2013年05月30日 09時36分

 三代目の携帯を7年間使い、四代目はスマホにしました。約2週間前のことです。ずっとドコモですので、今回もドコモにしました。

 新しくスマホを買うにあたり、いろいろな割引サービスがありました。その中の一つに、dビデオと契約すれば何千円か割引(額は忘れました)というのがありました。月額525円で三か月は解約できないのですが、三か月後に解約すれば割引の適用を受けたほうがお得というので、とりあえず三か月後に解約するつもりで契約しました。

 dビデオは映画やテレビドラマが月額525円で見放題で、スマホだけでなくPCでも観られるというので、早速どんなコンテンツがあるのか、覗いてみました。すると、姫路にいた時に忙しくて見逃していた『探偵はBARにいる』や『英国王のスピーチ』などが入っていたので、こりゃ、なかなか良さそうだなと思い、早速『探偵は・・・』の2作目を観るための予習として、1作目をPCで観ました。

 あと気に入ったのは中村さやか監督のデビュー作の『FASHION STORY』も入っていたことです。ちなみに、佐々部監督作品は『陽はまた昇る』、『四日間の奇蹟』、『ツレがうつになりまして。』の3作が入っています。昨晩は、『FASHION STORY』をPCで観ました。大阪で1回観た後、もう1回観たいと思っていたので、うれしかったです。そんなこんなで、もしかしたら三か月を過ぎても解約しないことになるかもしれません。ドコモの術中に、はまりつつあるようです ^^;

 さて、きょうの午後はやっとで『探偵はBARにいる2』(福澤美術監督作品)をシネマサンシャインで観られそうです。メンバー割引で1000円で観られる木曜日に、なるべく観たいので、木曜日に他の用事が入ってしまうと、なかなか行けません…

ジョイランド2013年05月06日 15時39分

 沼津の映画館はシネマサンシャインの他にもジョイランド沼津がありました。ジョイランド三島に気を取られていて、沼津にもあったのに気付きませんでした ^^;

 ジョイランド三島の上映作品はシネマサンシャイン沼津とほとんど変わりませんが、ジョイランド沼津は少し違うのを上映しているようですので、選択肢が増えました。会員になれば1000円で観られる曜日が多いのもうれしいです。

 ジョイランド原には天然温泉施設があり、ここは車で10分ぐらいで行けます。何か、ますます楽しくなってきましたよ~ん ^^