佐々部映画 -2-2006年01月05日 07時25分

 昨日、sasabe.netの応援ボードに、次のような書き込みがあった。

>『三丁目の夕日』と『カーテンコール』とでは似たようでいて、決定的にお客さんとの向き合い方が違う気がするのです。

 私もその通りだと思う。ただし、この書き込みには次のような記述もあった。

>このまま行くと本当に閉じた、この古臭さを共有してくれる人たちのためだけの作品作りしか出来ないんじゃないかと心配になります。

 これは違うと思った。
 『三丁目の夕日』は見ていて楽しい映画で、ホロッと来る場面もあり、見た後もほのぼのとした感じが残る、とても良い映画だと思った。心の表面を気持ちよくなでてくれる感じだ。でも表面止まりだ。
 『カーテンコール』はもっと心の深いところまで掘り起こしてくれる。古臭さを共有するというのはまだまだ表面レベルであり、単にそれだけのことを佐々部ファンは求めているのではないと思う。佐々部映画を見た後は心が耕された感じがする。新鮮な空気が心の奥底まで届いてくれるのだ。佐々部映画がこのような力を持っている限り、ファン層はもっともっと広がっていくはずだ。

コメント

_ かに人 ― 2006年01月06日 17時24分

昨晩は映画の話で盛り上がりちょっとイキすぎまして
なんとか時間通りに現場に来ましたが今も船酔いです。
鈴木京香さんが飲んでいた船酔いが嘘の様に治る
酔い止め薬売ってないですかね~。
三丁目の夕日も見に行って、佐々部監督、山崎貴監督の作品
見比べて見ます。

_ 春風 ― 2006年01月06日 17時29分

S.kojimaさま
ご意見に大賛成です。応援ボードを読んで歯がゆく思っていましたが、ここの記事を読んで溜飲が下がりました。有り難う!!

_ コラサ号 ― 2006年01月06日 22時10分

ブログ開設おめでとうございます。
応援ボード読み世の中応援してる人や・・・ストレスぶっけるサウンドバックと勘違いしてる人もいる。へんな親切??です・・・
今年もチルソク、「佐々部映画」大ファンのたのしい一年のはじまりです。
おやすみに「四日間の奇蹟」見ました。再度泣いちゃいました。 監督らしさがスキです。

_ S.KOJIMA ― 2006年01月07日 08時24分

かに人さま
 私より先に「かにや」に来ていて私より後に帰ったのでは船酔いになるのは当然ですね。YAMATOの京香さんは心臓発作の薬に詳しかったですが船酔いの薬にも詳しかったんでしょうね。また時々遊びに来てください。

春風さま
 春風さんのブログに刺激を受けて始めたこのブログで春風さんに「有り難う」と書いていただけて光栄です。ありがとうございました。きょうはチル友の皆さんとの新年会です。楽しみです。

コラサ号さま
 前回、千織のしおりをくださり、どうもありがとうございました。欲しかった物だったのでうれしかったです。今年も豊前田に行きます。

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