『日本沈没』の罪 ― 2006年08月04日 23時09分
金曜日の晩、渋谷で『日本沈没』を見た。ひどい映画だった。
言いたいことは山ほどあるが、今このブログでは広島のことに集中しているので、それに関連する事のみ、書くこととする。
岩盤を破壊するために用いた高性能爆弾が核兵器と同様の破壊力を持つ?馬鹿を言っては困る。どんな高性能爆薬を使ったとしても、核兵器が用いる核融合・核分裂反応とそうではない化学反応とでは桁違いに放出するエネルギーが違う。いくら映画でも日本が核爆弾を使ってはマズイということで、高性能爆薬を使うという設定にしたのだと思うが、それはかえって核兵器の恐ろしさに対する製作者側の鈍感さをさらけ出すことになったのではないか。配慮が配慮になっていない。いつになく激しい憤りを感じる。
広島・長崎の日を迎える日本で、核兵器と通常兵器との威力の違いを無視した映画が上映されていることを悲しく思う。
言いたいことは山ほどあるが、今このブログでは広島のことに集中しているので、それに関連する事のみ、書くこととする。
岩盤を破壊するために用いた高性能爆弾が核兵器と同様の破壊力を持つ?馬鹿を言っては困る。どんな高性能爆薬を使ったとしても、核兵器が用いる核融合・核分裂反応とそうではない化学反応とでは桁違いに放出するエネルギーが違う。いくら映画でも日本が核爆弾を使ってはマズイということで、高性能爆薬を使うという設定にしたのだと思うが、それはかえって核兵器の恐ろしさに対する製作者側の鈍感さをさらけ出すことになったのではないか。配慮が配慮になっていない。いつになく激しい憤りを感じる。
広島・長崎の日を迎える日本で、核兵器と通常兵器との威力の違いを無視した映画が上映されていることを悲しく思う。









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