『シムソンズ』2006年02月22日 01時00分

『シムソンズ』パンフレットより

 ひたむきにスポーツに取り組む女子高生の4人娘の映画と言えば、佐々部清監督の『チルソクの夏』です。カーリングに燃えた女子高生の4人娘の映画が封切られたと知り、『チルソクの夏』の応援団員としては、この『シムソンズ』はすぐに見に行かなくては、と直感的に思いました(なぜか今日は丁寧体)。
 で、火曜の夜、見に行って来ました。劇場は勝手知ったる新宿シネマミラノ。臼井・佐々部コンビの映画『チルソクの夏』と『カーテンコール』が上映された劇場です。
 面白かったです!月並みな表現ですが、元気・勇気をもらいました。

 単純に分かりやすく言うなら、『シムソンズ』と『チルソクの夏』はそれぞれ『ALWAYS 三丁目の夕日』と『カーテンコール』に例えることができるとも言えると思います。でも、私は『シムソンズ』の背骨にある真面目さは佐々部映画に近い、つまり『ALWAYS・・・』が佐々部映画の『カーテンコール』とは随分と違っていた(両者を比較した記事は→こちら)のと比べると、『シムソンズ』は根底に流れるものが佐々部映画にずっと近いと思いました。では、この『シムソンズ』は『チルソクの夏』に近いのかと言うと、そうでもなく、むしろ佐々部監督の監督デビュー作『陽はまた昇る』に近いという感想を持ちました。『シムソンズ』も『陽はまた昇る』も共に実話に基づいており、共に冬季オリンピック出場、VHSビデオ開発という偉業を成し遂げた事実があるという共通点があるからかもしれません。

コメント

_ 白線ながし ― 2006年03月01日 00時44分

「シムソンズ」私もみてきました。
はまりましたね。
私はこの映画、チルソクに似てると思いましたね。
それと心に残る台詞が多い。
特に「私を見つけてくれてありがとう」と「ハウスの向こうに何が見えるー未来」
この台詞はぐんと来ましたね。

#明日も仕事前に見に行こうかな?~3回目

_ S.KOJIMA ― 2006年03月02日 01時02分

白線流しさま
 着々と鑑賞回数を重ねつつあるようですね。
私は1週間前に1回見ただけですが、いろいろなシーンを鮮明に思い出すことができます。それだけ心に刻まれたということなんでしょうね。私もまた見に行きたいと思っています。
 ところで、白線流しさんのブログのコメントにあった
> 福岡の方にすんでいるあるお方は10日で4回見たそうですよ。
というのはポ○ポ○さんのことですか?
チルソク菌が変異して新型インフルエンザになったかのようですね。

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