「ヨハネの二重らせん」を解く2009年12月25日 21時52分


 前回の日記の続きです。

 ヨハネの福音書1:35~11:44はイエスの時代と現代とが絡み合っているので、DNAの二重らせんを模して、上図のようにしてみました。これを「ヨハネの二重らせん」と呼ぶことにしたく思います。

 ヨハネの福音書を深く理解するには、この二重らせんを解くことが重要なのだと思います。

 ところで、「解く/ほどく」は英語ではuntie、ギリシャ語ではλυω(ルオー)です。この動詞が、福音書では「くつのひもを解く」と「死体に巻いた長い布をほどく」という、極めて重要な場面で使われているのは、面白い偶然だと思いました。