同窓会セミナー2009年11月09日 20時05分

 明日から埼玉県で聖宣神学院の2泊3日の同窓会セミナーが開かれます。学院のこの60年の卒業生の多くが集まっての牧師の研修会です。われわれ神学生も参加して共に勉強させていただきます。
 主講師はジョン・オズワルト先生です。旧約聖書学が専門の世界的に著名な神学者だそうです。この分野に入って日が浅い私には、世界的に著名な神学者と言われても、どれくらい偉いのか見当がつきませんでしたが、実際にお会いしてみて、確かに底知れぬ深みを持った先生だと思いました。オズワルト先生は土曜の晩から神学院のキャンパス内にある院長宅に泊まっており、きょうは朝食後の小礼拝で院長の通訳付きでわれわれ神学生のために説教をしてくださり、また昼食時にも、我々の質問に丁寧に答えてくださったのです。私も質問し、また私が持っている先生の著書にサインもしていただきました ^^
 この土日は、今度のセミナーに備えて、そのオズワルト先生の著書『聖きを生きる人々』(原題:Called to be Holy)を読みました。この本の前半は旧約聖書における「聖」が、そして後半には新約聖書における「聖」について書かれています。そして、新約における「聖」では、イエス・キリストがこの世に来た真の目的は、良く言われるところの「十字架に掛かるため」というよりは、むしろその後の「聖霊を人々に与えるため」であるということが、繰り返し強調されています。
 この本を読んで、私は今まで曖昧だった私なりの「きよめ」のイメージが俄然ハッキリとしてきました。いま私が抱いている「きよめ」のイメージは、心の窓を全開にして聖霊の風を心の中に取り入れることです。このことについては、いずれまた書きたく思います。
 明日の朝、セミナーに出かけ、木曜の晩に戻り、金曜は夕方まで授業がありますが、できれば「被爆者の声をうけつぐ…」に行きたいなあ、と強く思っています。原爆のことは、私の伝道者への召命に深く関わることですから…