『わかものダビデ』 ― 2009年11月01日 06時16分
けさ、深川教会に行く前に今日のこの台本をアップしようとブログを開いたら、K-SASABEさんからコメントをいただいていました。
温かいコメントをどうもありがとうございました。
今はお返事する時間がないので、きょう一日、このことに思いを巡らしつつ過ごしたく思います。
さて、今日は深川教会の午後の子どものための賛美集会でメッセージをします。幼稚園生から小学生までが対象ですが、照準は幼稚園生に合わせます。また、保護者の父母もいるので、大人も意識するという難しいものですが、とりあえず台本を作りましたので、アップします。
『わかものダビデ』
「ダビデはペリシテ人に言った。この戦いは、主の戦いだ。」
(第一サムエル17:47)
(紙芝居と剣道の防具を使って)
ダビデは、イスラエルの立派な王様でした。
これは、ダビデが王様になる、ずっと前のダビデがまだ若かった頃の話です。
その頃、イスラエルには別のサウルという王様がいました。
でも、このサウルは、あまり良くない王様でした。
良くない王様って、どんな王様だと思いますか?
(子どもに向かって質問する)
そう、良くない王様っていうのは、神様のことをあまり信じていない王様のことです。
ちょとは信じてるんだけど、心から信じてはいないんだね。
それで、神様は別の人に王様になってもらいたいと思って、誰かいないかなと思って探して、ダビデを見つけたんだね。
この紙芝居は、ここから始まります。
使いの者「お~い、ダビデ、お父さんが呼んでるぞ。サムエルっていう先生が来てるから、すぐ来なさいって。」
サムエル先生は、神様が次に王様になってもらいたいと思っている人を探しに来ました。それで、ダビデがサムエル先生の前に来た時、神様はサムエル先生に、このダビデがそうだ、と言いました。ダビデは神様を心から信じていましたから、神様はダビデが大人になったら、ダビデに王様になってもらいたいと思いました。それで、サムエル先生は神様の命令で、ダビデの頭に油を注ぎました。これは、ダビデが大人になったら王様になるように、というしるしです。
ダビデには7人もお兄さんがいましたが、ダビデほど神様を信じている者はいませんでした。
さて、そのころ、イスラエル人はペリシテ人たちと戦争をしていました。
それで、ダビデのお兄さんたちは戦っていました。
ダビデはまだ若すぎたので、戦争には参加していませんでした。
ある日、ダビデはお父さんから、お兄さんたちにお弁当を届けるように言われて、お兄さんたちが戦っている場所に出かけていきました。
そこには、ゴリヤテという、ものすごく大きな男がいました。
ゴリヤテ「おれ様と戦うイスラエル人はいないのか。弱虫たちめ!」
ダビデ 「私たちを悪く言うのは、神様を悪く言っているのと同じだから、絶対に赦せない!誰も戦わないのなら、私が戦うぞ。」
ダビデがそう言っているのを、その時の王様のサウルが知って、ダビデを呼び寄せて言いました。
サウル「ダビデ、あなたは、まだ若いから、あの大きなゴリヤテと戦うのは無理だよ。」
すると、ダビデはサウル王にこう言いました。
ダビデ「私は羊を飼っていますが、時々、ライオンや熊が来ます。その時、私はライオンや熊とも戦います。そして、いつも勝ちます。神様が守ってくださり、力を与えてくださるからです。ですから、あの大きなペリシテ人も、きっと神様がやっつけてくださいます。私を戦いに行かせてください。」
ダビデが熱心に頼むので、サウル王はダビデを戦いに行かせることにしました。
サウル「よし、それなら行くが良い。ただし、あぶないから、この防具を付けていきなさい。」
(と言って、剣道の防具を出す)
ダビデ「わかりました。」
(と言って、ダビデ、防具を付ける。しかし、重いのでよろける)
ダビデ「王様、こんな重いものを付けていたら、とても動けません。」
サウル「でも、危ないから、それは付けていなさい。」
ダビデ「大丈夫です。神様が必ず守ってくださいます。」
(と言って、防具を全てはずす。)
ダビデ「あ~、軽い。らくちん、らくちん。これで大丈夫です。神様が守ってくださいますから。」
サウル「では、せめてこの剣を持って行きなさい。」
(と言って、木刀を上段に構えて見せる)
サウル「こうやれば、相手に自分を大きく見せることができる。」
ダビデ「それも、要りません」
サウル「何だと。では、どうやって戦うのだ」
ダビデ「これです。」
(と言って、石を見せる)
ダビデ「では、行って来ます。」
ダビデ「やい、ゴリヤテ、お前はよくも、私たちを弱虫と言ったな。そんな奴は私たちの神様がゆるさないぞ。この戦いは主の戦いだ。私たちの主がお前をやっつける。」
ゴリヤテ「何を、チビがわけの分からないことを言っているのだ。お前なんか、すぐにやっつけてやる。」
その時、ダビデはゴリヤテに向かって石を投げました。
ヒュー・・・・・・・・
そして、石はゴリヤテの額に当たってゴリヤテは倒れました。
それで、ペリシテ人たちは恐れて逃げてしまいました。
イスラエルはダビデの石の一撃で、勝つことができました。
ダビデは、神様を信頼していたので、神様が勝たせてくださいました。
私たちを守ってくださるのは、こんな鎧や兜ではなくて、神様です。
私たちが信頼しなければならないのは、刀や武器の力ではなく、神様の力です。
私たちは自分の力で何とかしようと、こんな防具をいっぱい身につけたりしますが、もっとダビデみたいに神様を信じて生きましょう。神様が共にいてくださいますから、神様が力を与えてくださいます。
最後に、もう一度、金言を一緒に大きな声で読みましょう。
「ダビデはペリシテ人に言った。この戦いは主の戦いだ。」
(第一サムエル17:47)
温かいコメントをどうもありがとうございました。
今はお返事する時間がないので、きょう一日、このことに思いを巡らしつつ過ごしたく思います。
さて、今日は深川教会の午後の子どものための賛美集会でメッセージをします。幼稚園生から小学生までが対象ですが、照準は幼稚園生に合わせます。また、保護者の父母もいるので、大人も意識するという難しいものですが、とりあえず台本を作りましたので、アップします。
『わかものダビデ』
「ダビデはペリシテ人に言った。この戦いは、主の戦いだ。」
(第一サムエル17:47)
(紙芝居と剣道の防具を使って)
ダビデは、イスラエルの立派な王様でした。
これは、ダビデが王様になる、ずっと前のダビデがまだ若かった頃の話です。
その頃、イスラエルには別のサウルという王様がいました。
でも、このサウルは、あまり良くない王様でした。
良くない王様って、どんな王様だと思いますか?
(子どもに向かって質問する)
そう、良くない王様っていうのは、神様のことをあまり信じていない王様のことです。
ちょとは信じてるんだけど、心から信じてはいないんだね。
それで、神様は別の人に王様になってもらいたいと思って、誰かいないかなと思って探して、ダビデを見つけたんだね。
この紙芝居は、ここから始まります。
使いの者「お~い、ダビデ、お父さんが呼んでるぞ。サムエルっていう先生が来てるから、すぐ来なさいって。」
サムエル先生は、神様が次に王様になってもらいたいと思っている人を探しに来ました。それで、ダビデがサムエル先生の前に来た時、神様はサムエル先生に、このダビデがそうだ、と言いました。ダビデは神様を心から信じていましたから、神様はダビデが大人になったら、ダビデに王様になってもらいたいと思いました。それで、サムエル先生は神様の命令で、ダビデの頭に油を注ぎました。これは、ダビデが大人になったら王様になるように、というしるしです。
ダビデには7人もお兄さんがいましたが、ダビデほど神様を信じている者はいませんでした。
さて、そのころ、イスラエル人はペリシテ人たちと戦争をしていました。
それで、ダビデのお兄さんたちは戦っていました。
ダビデはまだ若すぎたので、戦争には参加していませんでした。
ある日、ダビデはお父さんから、お兄さんたちにお弁当を届けるように言われて、お兄さんたちが戦っている場所に出かけていきました。
そこには、ゴリヤテという、ものすごく大きな男がいました。
ゴリヤテ「おれ様と戦うイスラエル人はいないのか。弱虫たちめ!」
ダビデ 「私たちを悪く言うのは、神様を悪く言っているのと同じだから、絶対に赦せない!誰も戦わないのなら、私が戦うぞ。」
ダビデがそう言っているのを、その時の王様のサウルが知って、ダビデを呼び寄せて言いました。
サウル「ダビデ、あなたは、まだ若いから、あの大きなゴリヤテと戦うのは無理だよ。」
すると、ダビデはサウル王にこう言いました。
ダビデ「私は羊を飼っていますが、時々、ライオンや熊が来ます。その時、私はライオンや熊とも戦います。そして、いつも勝ちます。神様が守ってくださり、力を与えてくださるからです。ですから、あの大きなペリシテ人も、きっと神様がやっつけてくださいます。私を戦いに行かせてください。」
ダビデが熱心に頼むので、サウル王はダビデを戦いに行かせることにしました。
サウル「よし、それなら行くが良い。ただし、あぶないから、この防具を付けていきなさい。」
(と言って、剣道の防具を出す)
ダビデ「わかりました。」
(と言って、ダビデ、防具を付ける。しかし、重いのでよろける)
ダビデ「王様、こんな重いものを付けていたら、とても動けません。」
サウル「でも、危ないから、それは付けていなさい。」
ダビデ「大丈夫です。神様が必ず守ってくださいます。」
(と言って、防具を全てはずす。)
ダビデ「あ~、軽い。らくちん、らくちん。これで大丈夫です。神様が守ってくださいますから。」
サウル「では、せめてこの剣を持って行きなさい。」
(と言って、木刀を上段に構えて見せる)
サウル「こうやれば、相手に自分を大きく見せることができる。」
ダビデ「それも、要りません」
サウル「何だと。では、どうやって戦うのだ」
ダビデ「これです。」
(と言って、石を見せる)
ダビデ「では、行って来ます。」
ダビデ「やい、ゴリヤテ、お前はよくも、私たちを弱虫と言ったな。そんな奴は私たちの神様がゆるさないぞ。この戦いは主の戦いだ。私たちの主がお前をやっつける。」
ゴリヤテ「何を、チビがわけの分からないことを言っているのだ。お前なんか、すぐにやっつけてやる。」
その時、ダビデはゴリヤテに向かって石を投げました。
ヒュー・・・・・・・・
そして、石はゴリヤテの額に当たってゴリヤテは倒れました。
それで、ペリシテ人たちは恐れて逃げてしまいました。
イスラエルはダビデの石の一撃で、勝つことができました。
ダビデは、神様を信頼していたので、神様が勝たせてくださいました。
私たちを守ってくださるのは、こんな鎧や兜ではなくて、神様です。
私たちが信頼しなければならないのは、刀や武器の力ではなく、神様の力です。
私たちは自分の力で何とかしようと、こんな防具をいっぱい身につけたりしますが、もっとダビデみたいに神様を信じて生きましょう。神様が共にいてくださいますから、神様が力を与えてくださいます。
最後に、もう一度、金言を一緒に大きな声で読みましょう。
「ダビデはペリシテ人に言った。この戦いは主の戦いだ。」
(第一サムエル17:47)
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