こんなにうれしいとは・・・2009年10月07日 17時09分


 きょう、ギリシャ語の試験が終わりました。

 新約聖書はもともとはギリシャ語で書かれたため、その原語がある程度わかるようにと、一年半かけてギリシャ語の学びをしています。いまの時期はちょうど2/3が終わったところで、この半年間に学んだことの試験がきょうありました。

 いま、終わった喜びに浸っています。あまり出来なかったので、そんなに喜べないはずなんですが、なぜかメチャクチャうれしいです。

 なにしろ暗記しなければならない文法事項と単語数が膨大なため、暗記力がすっかり衰えた私にとってはものすごい重荷でした。他の科目のような2~3日前からの準備ではとても間に合わないので、夏から少しずつ試験勉強を始めていました。

 でも・・・、結局は覚えなければならないことを全部覚えることはできませんでした。何度見ても、すぐに忘れてしまうポンコツ頭に絶望しそうになっても、気を取り直しつつ、何度も何度もしつこく見て、何とか覚えこませようとしましたが、結局は覚えきれませんでした。

 暗記にかなり時間を掛けてたので、十代の頃だったら、ほぼ完璧に覚えていただろうと思います。しかし、今や私のポンコツ頭は穴だらけで水漏れが激しいタンクのようです。

 こんな調子ですから、試験前は本当に憂鬱でした。だから、試験が終わっても憂鬱な気分は続くだろうと思ったのですが、それが全然違うんですね。今は解放感に浸り、やるだけやったという喜びにあふれています。

 以前の私だったら暗記事項を覚えきれなかったことに、もっと悲観していたはずですが、私もやっと自分の身のほどが分かるようになったということでしょうか。

 何はともあれ、本当にうれしいです ^^