こおどりしたくなる日々2008年07月24日 06時17分

 準々決勝20対2、準決勝18対10という凄いスコアで静岡高校が夏の高校野球の県予選の決勝戦まで駒を進めました。今年の夏は無職の状態で静岡で過ごすのだから高校野球の応援を楽しむぞ!と4月の時点から決めていましたから、こんなに愉快な夏はありません。仕事のストレスもなく野球を楽しみ、聖書を学び、静岡教会の礼拝・祈祷会・早天祈祷会に出席したり会堂のリフォームのお手伝いをしたりと、贅沢な夏休みを過ごしています。
 こんな小躍りしたくなるような楽しい日々を過ごせるのは、自分の進路を全て神の手にゆだねているからに他なりません。神を知らずに自分の進路のことでもがき苦しんでいる人たちに、この大いなる恵みを是非とも知ってほしく思っています。
 昨日の静岡教会での早天祈祷会では旧約聖書の詩篇68篇を学びました。このダビデの詩篇は、ダビデが喜びをもって神の箱をオベデ・エドムの家からダビデの町へ運び上った時のものとされています。この時、「ダビデは主の前で力の限り踊った。ダビデは亜麻布のエポデをまとっていた」とサムエル記第二の6章14節に記されています。聖書のスゴイところは、この場面をダビデの妻ミカルの冷ややかな目を通しても描写していることです。ミカルは夫のダビデ王に言います。「イスラエルの王は、きょう、ほんとうに威厳がございましたね。ごろつきが恥ずかしげもなく裸になるように、きょう、あなたは自分の家来のはしための目の前で裸におなりになって」(サムエル記第二6章20節)。妻が王である夫にこんな皮肉を言う場面が生々しくつづられているのもまた聖書の魅力の一つです。こんな聖書の面白さもまた伝えていくことができたらと思っています。

「神の御前で、こおどりせよ。」(詩篇68篇3節)