『未来予想図』 ― 2007年10月06日 15時30分
10月に入ってまたグッと忙しくなりました。
きょうは川越と深谷で佐々部監督の講演がありますのでチル友さんたちはシッカリと追っかけをしていますが、私は朝から職場へ行きました。でも小1時間ほど仕事をしただけで有楽町のピカデリー2に向かい、『未来予想図』の午前の回と舞台挨拶とを見ました^^
前半はそれほどでもありませんでしたが、後半と終盤は面白かったです。私がエキストラ参加した場面は終盤にあり、花火会場に向かう通行人役で2度ほどスクリーンにチラッと写りました。しかし、深夜に眠いのを我慢して花火職人役として参加したシーンでは全然写っていなかったので、ちょっとガッカリでした^^;
さて、この映画でのもう一つの関心事は、エンドロールで「劇団巌流第二級」がクレジットされるという情報が本当なのかということでした。果たして本当にバッチリ、クレジットされていました。『夕凪の街 桜の国』でのエンドロールと同じように、劇団巌流第二級の後はしばらく空行が続いたので、かなり目立っていました。これは、うれしかったです。
蝶野監督は本作が長編映画のデビュー作ということで、舞台挨拶にも全然慣れていない感じが、私には好印象でした。
また見に行こうと思います。
きょうは川越と深谷で佐々部監督の講演がありますのでチル友さんたちはシッカリと追っかけをしていますが、私は朝から職場へ行きました。でも小1時間ほど仕事をしただけで有楽町のピカデリー2に向かい、『未来予想図』の午前の回と舞台挨拶とを見ました^^
前半はそれほどでもありませんでしたが、後半と終盤は面白かったです。私がエキストラ参加した場面は終盤にあり、花火会場に向かう通行人役で2度ほどスクリーンにチラッと写りました。しかし、深夜に眠いのを我慢して花火職人役として参加したシーンでは全然写っていなかったので、ちょっとガッカリでした^^;
さて、この映画でのもう一つの関心事は、エンドロールで「劇団巌流第二級」がクレジットされるという情報が本当なのかということでした。果たして本当にバッチリ、クレジットされていました。『夕凪の街 桜の国』でのエンドロールと同じように、劇団巌流第二級の後はしばらく空行が続いたので、かなり目立っていました。これは、うれしかったです。
蝶野監督は本作が長編映画のデビュー作ということで、舞台挨拶にも全然慣れていない感じが、私には好印象でした。
また見に行こうと思います。
三連休 ― 2007年10月08日 12時36分

仕事と鑑賞と反省会の日々で忙しいけど楽しいです。
本当は映画ももっと見たかったですが、締切り間近の仕事を多数抱えているので我慢しています。土曜の晩はAlphaのMikiさん(二胡)・Takakoさん(アルパ)、日曜の晩は内田奈織さん(グランドハープ)と親しくお話ができて楽しかったです。
土曜日:仕事→『未来予想図』鑑賞→舞台挨拶→仕事→Alphaライブ+チル友反省会
日曜日:仕事→礼拝→仕事→内田奈織さんライブ→チル友反省会
月曜日:仕事→松本じゅんさん日舞鑑賞(予定)→チル友反省会(予定)
シティライツ会報への寄稿文 ― 2007年10月11日 20時31分
私も会員になっている、目の不自由な方々と共に映画鑑賞を楽しむための環境づくりをしているボランティア活動団体「シティライツ」(http://www.ne.jp/asahi/city/lights/)の会報の「想い出の映画」というコーナーへの寄稿依頼が編集長のノンちゃんからあったので、『チルソクの夏』について書いて9月の中旬に送稿し、きょう会報が届きました。
想い出の映画 『チルソクの夏』
私がこの映画を初めて見たのは2004年5月のことですから、想い出と言うには早すぎるかもしれませんが、この映画は私の交友範囲を大きく広げることとなった格別に思い入れの深い映画ですので、この映画について書かせていただきます。
『チルソクの夏』に出会うまでの私は韓国映画のファンでした。『八月のクリスマス』、『イルマーレ』、『ラスト・プレゼント』などが私の好きな韓国映画です。韓国映画が好きになったきっかけは、私が職場で韓国人留学生を受け入れる留学プログラムの担当者になったことです。それまで韓国のことをほとんど知らなかった私は、もっと韓国を知ろうと韓国に旅行に行ったり、テレビ・ラジオのハングル講座で韓国語の勉強を始めたり、韓国映画を見たりしているうちにすっかり韓国ファンになりました。
『チルソクの夏』に出会ったのもネット上の韓国ファンの掲示板を通じてで、日本映画ではあるものの日韓の男女の高校生の交流を描いた映画ということで興味を持ったからです。この映画を見て私は大きな衝撃を受けました。ヒロインの父親が露骨に韓国人を差別するセリフがあったからです。韓国が好きになってからは消失していましたが、実は私も子供の頃に親や周囲に刷り込まれた形で差別意識を持っていたことがあったので、いたたまれない気持ちになりました。しかし、物語が進むにつれ、日韓の高校生たちのひたむきさに次第に心が洗われる気持ちになり、見終わった後は爽やかな感動に浸っていました。この時、私は既にこの映画の虜になっていたと言えるでしょう。そして1週間後、新宿シネマミラノでの最終日にもう一度見に行き、後方の席に座っていた佐々部監督を発見してサインをもらった時、この映画は私にとって特別なものになりました。気軽にサインに応じてくださった佐々部監督の人柄に引き付けられ、いつか職場の大学で『チルソクの夏』の上映会を開催したいという気持ちがこの日に芽生えたのでした。
この職場での『チルソクの夏』上映会と佐々部清監督講演会が実現したのは翌年の2005年1月でした。佐々部監督と臼井プロデューサーにも出席していただいた懇親会で多くの佐々部ファンと知り合うことができ、今も付き合いが続いています。この佐々部ファン仲間との付き合いで一番面白いのが、「劇団巌流第二級」の団員として佐々部監督の映画にエキストラ出演することです。私もこれまでに『出口のない海』、『夕凪の街 桜の国』と『結婚しようよ』(2008年2月公開予定)の3本に参加させてもらいました。エキストラの醍醐味は、何と言っても撮影現場を外からでなく中から見学できることです。映画の撮影現場では役者さんと監督さん以外にも助監督、撮影、録音、照明、美術、衣装、メイクなど多くのスタッフが忙しく動き回っています。それら製作者達の映画作りへの熱い思いが充満した空間に身を置くことができるのは幸せなことだと感じています。
シティライツのことを知ったのも2005年1月の『チルソクの夏』上映会がきっかけでした。その後ノンちゃんの誘いで佐々部監督の『カーテンコール』の音声ガイド付き鑑賞会に参加し、音声ガイドに秘められた力の大きさに感銘を受けました。そうして私はこの音声ガイド作成を私の仕事の日本語教育に活かせないかと考えるようになりました。まだまだ試行の段階ですが、今年の4月に開催した『日本語教育への音声ガイド活用研究会』にはシティライツの方々にたくさん来ていただき、多くのコメントをいただきとても勉強になりました。今後、日本語教育に携わる人たちに音声ガイド利用の有効性がもっともっと知られるよう、実践と報告を続けていきたく思っています。
想い出の映画 『チルソクの夏』
私がこの映画を初めて見たのは2004年5月のことですから、想い出と言うには早すぎるかもしれませんが、この映画は私の交友範囲を大きく広げることとなった格別に思い入れの深い映画ですので、この映画について書かせていただきます。
『チルソクの夏』に出会うまでの私は韓国映画のファンでした。『八月のクリスマス』、『イルマーレ』、『ラスト・プレゼント』などが私の好きな韓国映画です。韓国映画が好きになったきっかけは、私が職場で韓国人留学生を受け入れる留学プログラムの担当者になったことです。それまで韓国のことをほとんど知らなかった私は、もっと韓国を知ろうと韓国に旅行に行ったり、テレビ・ラジオのハングル講座で韓国語の勉強を始めたり、韓国映画を見たりしているうちにすっかり韓国ファンになりました。
『チルソクの夏』に出会ったのもネット上の韓国ファンの掲示板を通じてで、日本映画ではあるものの日韓の男女の高校生の交流を描いた映画ということで興味を持ったからです。この映画を見て私は大きな衝撃を受けました。ヒロインの父親が露骨に韓国人を差別するセリフがあったからです。韓国が好きになってからは消失していましたが、実は私も子供の頃に親や周囲に刷り込まれた形で差別意識を持っていたことがあったので、いたたまれない気持ちになりました。しかし、物語が進むにつれ、日韓の高校生たちのひたむきさに次第に心が洗われる気持ちになり、見終わった後は爽やかな感動に浸っていました。この時、私は既にこの映画の虜になっていたと言えるでしょう。そして1週間後、新宿シネマミラノでの最終日にもう一度見に行き、後方の席に座っていた佐々部監督を発見してサインをもらった時、この映画は私にとって特別なものになりました。気軽にサインに応じてくださった佐々部監督の人柄に引き付けられ、いつか職場の大学で『チルソクの夏』の上映会を開催したいという気持ちがこの日に芽生えたのでした。
この職場での『チルソクの夏』上映会と佐々部清監督講演会が実現したのは翌年の2005年1月でした。佐々部監督と臼井プロデューサーにも出席していただいた懇親会で多くの佐々部ファンと知り合うことができ、今も付き合いが続いています。この佐々部ファン仲間との付き合いで一番面白いのが、「劇団巌流第二級」の団員として佐々部監督の映画にエキストラ出演することです。私もこれまでに『出口のない海』、『夕凪の街 桜の国』と『結婚しようよ』(2008年2月公開予定)の3本に参加させてもらいました。エキストラの醍醐味は、何と言っても撮影現場を外からでなく中から見学できることです。映画の撮影現場では役者さんと監督さん以外にも助監督、撮影、録音、照明、美術、衣装、メイクなど多くのスタッフが忙しく動き回っています。それら製作者達の映画作りへの熱い思いが充満した空間に身を置くことができるのは幸せなことだと感じています。
シティライツのことを知ったのも2005年1月の『チルソクの夏』上映会がきっかけでした。その後ノンちゃんの誘いで佐々部監督の『カーテンコール』の音声ガイド付き鑑賞会に参加し、音声ガイドに秘められた力の大きさに感銘を受けました。そうして私はこの音声ガイド作成を私の仕事の日本語教育に活かせないかと考えるようになりました。まだまだ試行の段階ですが、今年の4月に開催した『日本語教育への音声ガイド活用研究会』にはシティライツの方々にたくさん来ていただき、多くのコメントをいただきとても勉強になりました。今後、日本語教育に携わる人たちに音声ガイド利用の有効性がもっともっと知られるよう、実践と報告を続けていきたく思っています。
今週の「トップランナー」 ― 2007年10月19日 00時28分
今週10月20日(土)23:00~のNHK教育チャンネルの「トップランナー」は『夕凪の街 桜の国』の音楽を担当した村松崇継さんが出演します。
私は収録を観覧しましたが、良い話が満載でした。是非ご覧ください。
http://www.nhk.or.jp/tr/
最近、忙しくて全然ブログを更新していませんが、充実しています。
自然とは何と単純で美しいものかと、ここ数日は感動に浸っています。100%確信できる金属の新しい変形機構が定性的ですが、わかったのです。ここ数ヶ月は99%わかった状態のところで一抹の不安を抱えながらウロウロしていました。少し難しく考えすぎていたため、肝心なことがわかっていなかったことに、つい数日前に気が付きました。それに気付いた時、新しい変形機構は極めて単純ですっきりしたモデルで表現できることが分かりました。自然とは本来そういう単純ですっきりしたものであるはずですから、これで絶対に間違いありません。私にとっては苦節7年、亡くなった恩師が新しい変形機構の存在を予言してからは実に12年目でようやく真理に到達できたと感動に浸っています。
単純でないモデルはどこか無理があり、人にもすっきりとした説明ができないので理解も得られません。今度のモデルは極めてすっきりしているので、人にも理解してもらえると思います。
それがどんなモデルか、今はまだここに書けませんが、そのうち是非書きたく思います。
私は収録を観覧しましたが、良い話が満載でした。是非ご覧ください。
http://www.nhk.or.jp/tr/
最近、忙しくて全然ブログを更新していませんが、充実しています。
自然とは何と単純で美しいものかと、ここ数日は感動に浸っています。100%確信できる金属の新しい変形機構が定性的ですが、わかったのです。ここ数ヶ月は99%わかった状態のところで一抹の不安を抱えながらウロウロしていました。少し難しく考えすぎていたため、肝心なことがわかっていなかったことに、つい数日前に気が付きました。それに気付いた時、新しい変形機構は極めて単純ですっきりしたモデルで表現できることが分かりました。自然とは本来そういう単純ですっきりしたものであるはずですから、これで絶対に間違いありません。私にとっては苦節7年、亡くなった恩師が新しい変形機構の存在を予言してからは実に12年目でようやく真理に到達できたと感動に浸っています。
単純でないモデルはどこか無理があり、人にもすっきりとした説明ができないので理解も得られません。今度のモデルは極めてすっきりしているので、人にも理解してもらえると思います。
それがどんなモデルか、今はまだここに書けませんが、そのうち是非書きたく思います。
長旅お疲れさまでした ― 2007年10月25日 19時51分
きょうはあまり忙しくなかったので、昼食後に職場の近くにある洗足池に散歩に行きました。私がいる部屋から歩いて20分ぐらいの所にあり、往復40分の歩行ができるので、健康維持の散歩に行くには良いところです。
この洗足池には勝海舟夫妻の墓があり、そのすぐ近くには西郷隆盛の碑もあって歴史情緒が漂う所ですし、秋から冬には多数のカモたちが飛来して、ノンビリと池に浮かぶカモたちを見ていると心が癒されますので大好きな場所です。
きょう2週間振りぐらいで行ってみたら、2週間前にはほんの数羽しかいなかったオナガガモの数が少し増えていました。2週間前には目に入らなかったマガモも少しいました。カモたちの飛来が始まってこれから続々と増えると思いますが、例年に比べて増え方が明らかに遅いです。今年の夏が暑かったからなのでしょうか。
池のほとりで金属の変形機構についての考察を進めたくなり、ベンチに座って池を見ながら考えを巡らしていたら、何羽かの複数のオナガガモのこれまで見たことがない行動を目にしました。水の中に少し潜って浮上した後に羽根をバタバタさせています。飛来数が飽和に達してノンビリと池にプカプカと浮いている寒い時期には見られない行動です。
ただの憶測ですが、きっとこのオナガガモたちはこの洗足池にたどり着いたばかりで、長旅をしている間に体に付着した空中に漂う微粒子を洗い落としているんだろうなと思いました。
長旅、本当にお疲れ様でした。春までこの洗足池でノンビリと過ごしてください。
今日は一羽も目にしませんでしたが、これからキンクロハジロとユリカモメもこの池に飛来します。
この洗足池には勝海舟夫妻の墓があり、そのすぐ近くには西郷隆盛の碑もあって歴史情緒が漂う所ですし、秋から冬には多数のカモたちが飛来して、ノンビリと池に浮かぶカモたちを見ていると心が癒されますので大好きな場所です。
きょう2週間振りぐらいで行ってみたら、2週間前にはほんの数羽しかいなかったオナガガモの数が少し増えていました。2週間前には目に入らなかったマガモも少しいました。カモたちの飛来が始まってこれから続々と増えると思いますが、例年に比べて増え方が明らかに遅いです。今年の夏が暑かったからなのでしょうか。
池のほとりで金属の変形機構についての考察を進めたくなり、ベンチに座って池を見ながら考えを巡らしていたら、何羽かの複数のオナガガモのこれまで見たことがない行動を目にしました。水の中に少し潜って浮上した後に羽根をバタバタさせています。飛来数が飽和に達してノンビリと池にプカプカと浮いている寒い時期には見られない行動です。
ただの憶測ですが、きっとこのオナガガモたちはこの洗足池にたどり着いたばかりで、長旅をしている間に体に付着した空中に漂う微粒子を洗い落としているんだろうなと思いました。
長旅、本当にお疲れ様でした。春までこの洗足池でノンビリと過ごしてください。
今日は一羽も目にしませんでしたが、これからキンクロハジロとユリカモメもこの池に飛来します。
『エア・シティ』 ― 2007年10月27日 21時12分
木曜日の朝日新聞夕刊に毎週金曜夜8時からWOWOWでチェ・ジウ、イ・ジョンジェ主演の韓国ドラマが放映されるという全面広告が出ていましたので、昨日留守録をして今夜、昨晩放送された最初の二話分を見ました。
面白かったです。「冬のソナタ」のチェ・ジウはもちろん大好きですし、イ・ジョンジェも映画「イルマーレ」、「インタビュー」、「ラスト・プレゼント」と私のお気に入りの韓国j映画に主演している好きな俳優さんですから、これからも毎週録画して見ようと思いました。
俳優さんが好きだということもありますが、舞台がインチョン空港で、私は今年だけでも既に4回利用した空港ですので、見たことがある場所が頻繁に写ってそれを見るのも楽しいです。実際に飛行機が止まっている駐機場でカーチェイスの撮影をしたりして、日本ではちょっと考えられないシーンがあるのも面白かったです。
もう1つうれしいのは、WOWOWは佐々部監督の「心の砕ける音」を見るために契約したのに、その後はあまり見ていなくて毎月の支払いがもったいないなといつも思っていたので、これからしばらくWOWOWを見る予定ができたこと自体もうれしいです。
面白かったです。「冬のソナタ」のチェ・ジウはもちろん大好きですし、イ・ジョンジェも映画「イルマーレ」、「インタビュー」、「ラスト・プレゼント」と私のお気に入りの韓国j映画に主演している好きな俳優さんですから、これからも毎週録画して見ようと思いました。
俳優さんが好きだということもありますが、舞台がインチョン空港で、私は今年だけでも既に4回利用した空港ですので、見たことがある場所が頻繁に写ってそれを見るのも楽しいです。実際に飛行機が止まっている駐機場でカーチェイスの撮影をしたりして、日本ではちょっと考えられないシーンがあるのも面白かったです。
もう1つうれしいのは、WOWOWは佐々部監督の「心の砕ける音」を見るために契約したのに、その後はあまり見ていなくて毎月の支払いがもったいないなといつも思っていたので、これからしばらくWOWOWを見る予定ができたこと自体もうれしいです。
謙虚 vs 傲慢 ― 2007年10月28日 09時06分
何年か前の、ある学会のシンポジウムでのこと。
電子顕微鏡で観察された奇妙な現象は従来の理論では説明できない新しい現象であると主張する我々に対して、従来の理論で説明可能とする否定派の偉い先生がこう発言した。
「もしそれが本当に新しい現象だとしたら、それは大変なことですよ。だったら、もっと慎重になるべきではないですか。」
さすが、偉い先生は言うことが違う。なるほど、これこそが科学に対する謙虚な態度なのかもしれない。新しい、新しい、と騒ぐ我々は軽薄で傲慢なのかもしれない。
そう、人間社会の尺度を基準にすれば、きっとこれが謙虚な態度なのだろう。しかし、自然の側から見れば、これこそが傲慢な発言と言えるのではないだろうか。人間は自然に比べれば本当に小さな存在だ。自然のことをわかったつもりになっているが、実はそんなにわかっていないのだ。
自然にはまだまだ分からないことのほうが遥かに多いのだと思って自然を見つめることこそが本当に謙虚な態度なのではないだろうか、
などと思う今日この頃である。
電子顕微鏡で観察された奇妙な現象は従来の理論では説明できない新しい現象であると主張する我々に対して、従来の理論で説明可能とする否定派の偉い先生がこう発言した。
「もしそれが本当に新しい現象だとしたら、それは大変なことですよ。だったら、もっと慎重になるべきではないですか。」
さすが、偉い先生は言うことが違う。なるほど、これこそが科学に対する謙虚な態度なのかもしれない。新しい、新しい、と騒ぐ我々は軽薄で傲慢なのかもしれない。
そう、人間社会の尺度を基準にすれば、きっとこれが謙虚な態度なのだろう。しかし、自然の側から見れば、これこそが傲慢な発言と言えるのではないだろうか。人間は自然に比べれば本当に小さな存在だ。自然のことをわかったつもりになっているが、実はそんなにわかっていないのだ。
自然にはまだまだ分からないことのほうが遥かに多いのだと思って自然を見つめることこそが本当に謙虚な態度なのではないだろうか、
などと思う今日この頃である。
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