『ニライカナイからの手紙』2006年06月25日 04時26分

パンフレットp.6より

 この1週間、劇場のスクリーンで日本映画の良さを堪能した。『バルトの楽園』、『花よりもなほ』、『タイヨウのうた』、どれも人の心の温かさが心に染みる名画だった。そして極めつけが『ニライカナイからの手紙』だった。昨年公開された映画だが、24日~30日まで下北沢のシネマアートンで上映されるとのことで、行ってきた。LさんやIさんが大絶賛するので、いい映画なのだろうとは思っていたが、期待を遥かに上回る良さだった。劇場でもだいぶ涙を流してしまったが、劇場から出たあとも、この映画のことを思い返す度にウルウルしてしまう。
 便箋一枚だけの短い文面の手紙一通一通にどれほど多くの愛情が込められていることか。万年筆で便箋に書く文章の一言一言に、一字一字に、一画一画に、もっと細かく言えば線を引く瞬間瞬間に万年筆から流れ出る、インクの分子一個一個に書き手の愛情がたっぷりと注ぎ込まれている、そんな風に表現してみたいほどに無限の愛を含んだ手紙だ。
 このブログを読んでくださった全ての方々にお勧めしたい名画です。既にDVDが発売されていますので、是非ご覧になり、感動を味わっていただきたいと思います。

コメント

_ リー ― 2006年06月25日 11時42分

「ありがとうございます。」
こちらのページ我がページの【気になるブログ】にリンクさせて頂きましたご了承・ご了解ください。

_ S.KOJIMA ― 2006年06月26日 12時51分

リーさま
 このブログを始めてから半年になります。
 あまり先のことを考えずにとりあえず始めてみたブログが、ともかくもこれまで続き、映画通のリーさんの【気になるブログ】入りするとは、光栄なことです。
 日曜の午後も下北沢に行き、『ニライカナイからの手紙』をもう一度見ました。今日の夜にはDVDも届くと思います。土曜日からこの『ニライカナイ・・・』のことばかり考えています。ネットでこの映画に対する批判のコメントもいくつか読みました。
 いま考えていることを整理して、できれば今夜、遅くても明日の夜には、もう一度この映画について書いてみたいと思っています。

_ イルカのおかげ ― 2006年06月27日 22時42分

S.KOJIMAさま こんばんは。

「ニライカナイの手紙」いいでしょ。
私と一緒にリーさんに付いて行きましょう。(笑)
私も日曜日に行きたかったのですが、仕事があって間に合いませんでした。(涙)
その代わりに「ゴーヤーちゃんぷるー」を見てきました。
「夜のピクニック」の多部未華子が主演なので気になっていたのですが、いじめから不登校になった少女の母親探し(自分探し)が主題です。
「竹富島」から「西表島」に舞台を移し、「うつぐみの島」から「まぶらいの島」へ。
う~。喋りたいがネタばれになってしまうのでここまで。
「うちなんちゅう」の優しさがあふれています。

私は「沖縄も大好きだ。」と再確認しました。(泡盛もあるし)

_ S.KOJIMA ― 2006年06月28日 08時15分

イルカのおかげさま
 『ニライカナイ』はホントにいい映画ですね。この映画への自分の引き込まれ方には自分でもちょっとビックリしています。でも今回のことで自分がどんな映画に弱いのかがだいぶ分かってきました。『夕凪の街 桜の国』にもドップリはまりそうな予感がしています。
 『夜のピクニック』は加藤ローサさん、田山涼成さん、南果歩さんなど私が好きな映画に出ていた俳優さんたちもたくさん出ているようで私も楽しみにしています。
 バードウォッチャーは北海道派と沖縄派に分かれるそうですが、スターウォッチャーのイルカのおかげさんは両方派のようですね。

_ Umi ― 2006年07月16日 13時55分

S.KOJIMA さん はじめまして。
「ニライカナイからの手紙」私も見ました!!昨年は見れなくて、初めて見たのですが、とても感動しました。
一昨年に見た同じ沖縄が舞台の「深呼吸の必要」も凄く良かったですが、今はニライカナイですね。
本当に号泣でした。
手紙を読んでいるシーンが一番印象に残っています。
そこが好きですね。



_ S.KOJIMA ― 2006年07月17日 08時36分

Umi さま
 コメントありがとうございます。
 この映画は私は映画館で3回見たあと、DVDでも繰り返し見ていますが、まだまだ見飽きません。
 手紙を読むシーンは私も大好きです。
 蒼井優さんの表情がとてもいいですし、南果歩さんの声がすごく温かいですね。

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