『バルトの楽園』 ― 2006年06月19日 00時01分

クロアチア戦、引き分け。ウ~ン。すごい消耗戦でしたね。
クロアチア戦の前に渋谷で『バルトの楽園』を見てきた。
これは実話に基づいており、第一次世界大戦中に中国の青島で日本軍に降伏したドイツ軍を日本の鳴門の捕虜収容所で厚遇し、大戦後、解放されたドイツ軍人たちが御礼にベートーベンの第九を演奏したという感動的な話だ。
なかなか良い映画だった。特に最後の第九は聴き応え十分だった。しかし、私は4月、5月に計3回(昨年からだと6回)も超一流のヴァイオリン奏者ジョン・チャヌさんの入魂の演奏を間近でじっくり見たために目が肥えてしまったらしく、弾くマネだけのヴァイオリンが多かったのに、すっかり興ざめしてしまった。こういうところを丁寧に撮るのは結構重要だと思う。『四日間の奇蹟』で佐々部監督は吉岡さんに「ピアノを見ると吐き気がする」というくらいピアノの練習をさせたというし、連休に見た『戦場のアリア』では俳優さんに声楽の本格的なトレーニングをかなりの長期間やらせたということだ。だからこそ迫真の映像になり、観客はスクリーンに引き込まれていく。明らかに実際に弾いていないと分かるヴァイオリン演奏を寄って撮って見せるなんて、観客をナメてない?などと思う私のような観客は少数派だろうか?
『出口のない海』のチラシ500枚 ― 2006年06月19日 23時25分

少し前に佐々部映画ファンの集まりがあった時に、『出口のない海』のチラシをたくさん持っているチル友がいたので、少し分けてもらった。でも、もっとたくさん欲しいなあ、と思っていた。そしたら、松竹にお知り合いがいるというLさんがチラシを送ってくださることになり、きょう宅配便で受け取った。その数、500枚。私が想定していたのより、はるかに多い数だ。いままでは、手持ちのチラシの残り枚数を気にしながらチビチビと配っていたが、これなら大盤振る舞いができる。うれしいです!Lさん、ありがとう。多いとは言ってもなるべくムダにしないように、できるだけ手渡しで配ることにします。
まずは、この映画のエキストラに参加する時に丸刈りにしてくれた床屋さんに少し持っていこう。普段は映画館に足を運ぶことはないと言っていたが、私の頭を坊主にしてくれた時、「見に行きますよ」と言ってくださった。奥さんは時々は劇場に足を運ぶ人で、『カーテンコール』のチケットを買ってくださり、見に行ってくださった。『出口のない海』はご夫妻で行ってもらいましょう!
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