『出口のない海』2006年03月21日 09時53分


 9月16日(土)より松竹系で全国公開予定の映画『出口のない海』

 監督:佐々部清
 原作:横山秀夫
 脚本:山田洋次・冨川元文
 音楽:加羽沢美濃
 出演:市川海老蔵・上野樹里、他

の公式HPで予告編が流れ始めたとチル友から連絡があった。
  http://www.deguchi-movie.jp/

 この映画には、私も下関ロケでエキストラとして撮影に参加したり、大泉撮影所でのセット撮影を見学させていただいたりしたので、かなりの思い入れがある。

 予告編のムービー、なかなか良いです!

 是非上記ホームページの「特報」という所をクリックして、予告編をご覧になってみてください。

コメント

_ 春風 ― 2006年03月22日 01時35分

お久しぶりです。
TB有り難うございます。
特報、良いですねー。海老蔵さんの涼やかな顔良いですねー。美濃さんの音楽も良いですねー。
早く本編観たいですねー。

_ 春風 ― 2006年03月22日 09時53分

訂正
先のコメントで特報画像のバックの曲を美濃さんの曲と
勝手に思いこみましたが、あれはどうも加羽沢さんの作曲では無いようです。(汗!)
(勿論、本編では彼女のスコアーです。)

_ S.KOJIMA ― 2006年03月22日 17時38分

春風さま
 コメントとTBありがとうございました。
 この予告編のことを知らせてくれたチル友のTさんも書いていましたが、私もこれだけでウルウル来そうになりました。
 野球のユニフォームを着ているときの笑顔がとても良いと思いました。海老蔵さんのあんな笑顔を見たことがなかったので、新鮮に思いました。
 上野樹里さんも『チルソクの夏』の時と比べると随分と大人っぽくなりましたね~。
 加羽沢美濃さんの音楽も楽しみです。
 公開が本当に待ち遠しいですね!

_ 田中保子 ― 2006年03月30日 10時27分

この映画を楽しみにしています。それは、予告編を見て、ユニフォームにMeijiとあったので、主人公と同じように高校は野球部で、戦争の頃、明治大学だった人を知っているからです。

彼は、非常に恵まれた大柄の身体を持ち、関東学院から予科、そして駿河台の本科に移った頃、野球部としても在籍何日かで召集され、近衛兵として大宮御所などで半年間は内地で過ごし、後は約5年間シンガポール、ジャワ、スマトラ、ビルマ、アンダマンと外地を体験しました。その話は、まさに「事実は小説より奇なり」というものです。ここには書きませんが、聞きたい人は直に聞くと、映画を見ているように思うでしょう。

5年間後が来ないので、一番下で上官に仕えるだけの生活、シンガポールから船で一緒に帰ってくるはずの人たちはほとんど栄養失調で、途中で死んでしまったとか、女性というものを見ない生活だったので、期待して帰ってきたら、米軍兵士と腕を組んで歩いている日本女性を見て、無念の思いで涙がぽろぽろ泣けてきたと言ってました。

戦争は最悪のものであるけれども、彼は自分の命が、幾度かの危険から不思議に守られて、死なずに生かされてきたことを思い、個人的には、彼はものすごい裕福な少年時代を送ったお坊ちゃまだったのですが、それが、生き延びるために何でもできる(もちろん悪事以外ですが)人間に変えられたと、すべてを益と変える神さまに感謝しています。

神さまの摂理で72歳で洗礼を受けて以来、聖書を手書きで写す毎日ですが、写本を何冊も今までに完成させて、いろんな教会に贈呈し、用いられています。

映画はこの85歳になるおじいさま、小林武男さんといっしょに見るつもりです。

_ S.KOJIMA ― 2006年03月30日 12時34分

田中保子さま
 小林さんのエピソードをありがとうございました。初耳のことばかりでした。膨大な字数の聖書を1年1冊以上のペースで手書きで書き続ける小林さんの不屈の精神力と体力はその時に養われたのでしょうか。今度、私もお話を伺いたくなりました。
 『出口のない海』を小林さんと見に行ってくださるそうで、佐々部映画の応援団員として感謝します。

_ 天星 ― 2006年04月08日 07時43分

こんにちは。「天下泰平」が一番良いですね。

_ S.KOJIMA ― 2006年04月09日 13時05分

天星さま
 昨年「出口のない海」を読んだ時、その重い内容に衝撃を受け、出撃の場面では苦しくなりました。映画の撮影が始まってからはついミーハー的になってしまいましたが、この作品が発信するメッセージをしっかりと受け止め、平和のありがたさを噛みしめたいと思います。

_ Cel ― 2006年08月23日 14時17分

当時、本心としての個人の意思が許されなかった状況下で、自らの意思で志願したなどと笑止です。
特攻という必ず死ぬという常軌を逸した行為を、悲劇で終わらせてはいけないし、犠牲のおかげで今の平和があるなどという言は間違っている。
高度な操作技術を短期間で習得し、必ず死ぬことに耐えられる精神力を持った一部の若者が犠牲になった。
この常軌を逸した戦術を計画・実行させた軍司令部・盲従した臣民だった方々の責任も、曖昧にされたまま現在を迎えている。
この過ちを繰り返さないためには、昔起こった悲劇で自身には関係がないではなく、歪曲した解釈を踏まえず糊塗されていない歴史を学び、自身が常に今の問題として考える必要があります。

_ S.KOJIMA ― 2006年08月23日 18時47分

Celさま
 大津島の回天記念館は搭乗員たちのことを知るのによい所だと思いますので、多くの人に訪れてほしいと思っています。映画では現在の大津島の様子も紹介されますので、この映画の公開を機に訪問者が増えることを期待しています。

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_ ♪おもしろき事も無き世を面白く… - 2006年03月22日 01時30分

映画「出口のない海」公式サイト。
http://www.deguchi-movie.jp/
予告編アップされてます。

_ Pencil Skirt - 2006年06月16日 23時42分

とっても素敵なサイトです。さすが松竹さん!センスがいい!!!