John, John, John …2010年09月23日 19時29分


 円高で洋書が買い求めやすいこともあって、2週間ほど前にヨハネ(John)の福音書の英語の注解書を少しまとめてアメリカのAmazon.comに注文しておきました。送料が一番安い船便で送ってもらうことにしたので、少なくとも一か月は掛かるのかな、と思っていたら昨日、届きました。注文してから12日目でした。早いですね。高い航空便にしなくて良かったです ^^

 安い便でも、ちゃんと届くことが分かったので、もうあと何冊か頼もうと思います。

 きょうは、授業もなかったので、一日中、これらの注解書に目を通していました。自分の中でヨハネの研究熱がどんどん高まっているのを感じます。
 
 ヨハネの注解書を買い漁り始めたのは、これまでのヨハネ解釈の歴史の中で2章の「宮きよめ」の解釈に関して、贖罪との関係が論じられていないという重大な抜け落ちがあることに私は以前から気付いていて、そろそろというか、いよいよこの問題に本腰を入れて取り組もう!と決めたからです。この抜け落ちは重箱の隅的なことではなく、ヨハネの解釈全体を左右する根幹的なことなので、これまでのヨハネの研究の歴史的な流れをちゃんと調べようと思ったわけです。
 別にこの研究分野の学会に所属しているわけでもないので、調べたところで、この先、どうなるわけでもないのかもしれませんが、とりあえず1年半後に提出する卒論のネタには十分なるので、この分野では今のところ素人同然ではありますが、少し頑張ってみて、ちゃんとした研究にしていきたいなと思っています。

 いや~、ヨハネの福音書ってホントに面白いですね ^^