『街の灯』2006年07月27日 08時01分

 昨晩、途中からだったが、BS2でやっていたチャップリンの『街の灯』を見てボロ泣きしてしまった (TT) この映画を前に見たのは何年前だったか忘れたが、その時はこんなに涙が出なかったと思う。私の心の変化もあると思うが、映画をたくさん見るようになって、映画の中に入っていきやすくなったのかもしれない。映画を思い切り楽しめる体質になったみたいで、ちょっとうれしい。

 ところで、シティライツの関係者から、8/13のGTFの『出口のない海』の音声ガイド付き試写会に誘われた。シティライツは「目の不自由な方々と共に映画鑑賞を楽しむための環境づくりをしているボランティア活動団体」で、佐々部監督の『チルソクの夏』、『四日間の奇蹟』、『カーテンコール』などの音声ガイド付き鑑賞会も行った団体だ。今度の『出口のない海』はシティライツ主催ではないようだが、試写の段階から音声ガイド付き鑑賞会があるなんて、すごいと思った。
 私は昨年、シネスイッチ銀座で行われた『カーテンコール』の音声ガイド付きの鑑賞会に参加させてもらった。JR有楽町駅から映画館まで視覚障害の方を誘導し、共に映画を楽しんだ。やさしい気持ちになれる、とても良い時を過ごすことができた。シティライツ(City Lights)は『街の灯』の原題と知り、合点がいった。映画の中のチャップリンも本当に優しかった。『出口のない海』の音声ガイド付き鑑賞会には是非参加することにしたい。

シティライツHP
http://www.ne.jp/asahi/city/lights/index.html

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