過去→現在→未来の時間観からの脱却2013年06月10日 09時22分

 きょうは「時の記念日」。これを機に、私は

過去→現在→未来  ではなく、

過去
現在  を生きよう
未来

という、【過去・現在・未来】が一体の時間観に基づいた生き方を人々に提案して行きたく思います。これこそがイエス・キリストの証人としての生き方であると聖書からも読み取ることができると思うからです。人は過去を棄て去ることはできないのに、時間は過去→現在→未来と流れて行くものだと思い込んでいるため、過去と未来の狭間で思い悩み、心の平安も得られず、争い事も絶えないのだと思います。

 実は多くのキリスト者が既にこのような【過去・現在・未来】が一体の生き方を実際にしているのですが、私たちが過去→現在→未来という時間観にあまりに強く支配されているために、キリストの証人に上手くなることができていないと私は考えます。

 イエスを信じるキリスト者は常にキリストと共に【現在】を生きていますが、天の御国に入れられる【未来】が既に約束されており、またキリストによって新しい自分にされたことを証しするために【過去】の自分も忘れていません。キリスト者が【過去・現在・未来】が一体の時間の中で心の平安を得て生きているのは、もともと父・御子・聖霊の三位一体の神がこの時間の中にいるからであり、キリスト者も【神の時間】の中に入れられているのです。

 以上のことは聖書から言えることです。きょうは聖書を引用すると長くなるので引用しませんでしたが、これからは聖書をもとに人々に説明して行きたく思っています。

 【過去・現在・未来】が渾然一体となっていることは相対性理論や量子力学からも言えることですから、この時間観は聖書の中のことだけではなく現実のものです。ですから、私たちは過去→現在→未来の旧来の時間観から脱却する必要があります。

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