教会を愛する人びと ― 2010年04月06日 14時19分
4月4日のイースターの日が深川教会での最後の奉仕の日でした。
深川教会の人々は本当に教会が好きで、教会を愛している人々です。礼拝の時にした短いお礼のあいさつでも、このことを述べさせていただきました。
「一年間の感謝のごあいさつ」
皆さん、この1年間、本当にお世話になり、ありがとうございました。
大切なことを言い漏らすことがないよう、原稿を読ませていただきます。
はじめにみことばをお読みします。
「教会はキリストのからだであり、いっさいのものをいっさいのものによって満たす方の満ちておられるところです。」(エペソ人への手紙1:23)
深川教会にこれまで通わせていただき、思ったことは、皆さんは本当に教会を愛してらっしゃるなあ、ということです。私は、それまで、「教会を愛する」という概念そのものをあまり意識したことがなかった思うのですが、皆さんを通じて、「教会を愛する」とはどういうことか、ということを教えていただくことができました。
単にイエス様を愛し、聖書を愛しているだけでなく、牧師先生を愛し、子供たちを愛し、教会員同士も愛し合い、さらに音楽や料理や、花や植物、教会につながるいろいろなことを愛している、それが教会を愛することであり、それがキリスト者のあるべき姿だということを、教えていただきました。
この愛の中には、イエス様をまだ信じていない方々への愛ももちろん含まれています。アフタヌーン・コンサートの若い音楽家の方々への愛、託児所の子供たちの親御さんたちへの愛など、すべての人々を同じように愛するイエス様の愛を教えていただきました。
また、一番最近では、横山先生に対する皆さんの愛、そして横山先生の皆さんに対する愛を見せていただくことができました。本当に恵まれたミッションだったと感じています。
横山先生の最後の説教の時は、私はCSのお話をしていましたから、その場で聞くことはできませんでしたが、後でDVDを見させていただきました。すごい迫力で、聖霊が稲妻のようにくだり、雷が落ちたような地響きがして、会堂全体が聖霊で満たされていると感じました。
このような深川教会で育った皆さんお一人お一人の中にイエス様がいらっしゃる、だからこんな愛に満ちた教会になるのだということを学ばせていただきました。
そして、年会が終わってからは、川嶋先生ご夫妻のもとで新たな歩みも始っています。深川教会は本当に生きているなあ、と思います。
黙示録の3章に冷たくもなく熱くもない、なまぬるいラオデキヤの教会のことが書いてありますが、それに比べて深川教会はまさに熱い教会だと思います。それは皆さんが教会を愛してらっしゃるからだと思います。
教会員全員が教会を心から愛している教会、そんな教会のあるべき姿を学ばせていただくことができ、感謝の気持ちで一杯です。
来週からはまた別の男子神学生が、こちらに派遣されることになっています。
○○くんです。
どうか、若い彼を皆さんの愛で育てて行ってくださいますよう、よろしくお願いします。
この一年間、本当にどうもありがとうございました。
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