ハン・ソッキュの『涙そうそう』が見てみたいような2006年10月08日 21時10分

 きょうの夕方は川崎チネチッタで『涙そうそう』を見た。
 兄と妹との微妙な関係が良く描かれていたのではないかと思う。映像もきれいで見ごたえがあった。兄がああいう感じでああなるのは私としてはちょっと不満で、そうなるなら『八月のクリスマス』のハン・ソッキュ風になったら良かったのではないかと勝手に思った。
 そんな風に思っていたら、ハン・ソッキュによる『涙そうそう』が見てみたくなった。主人公が冒頭にバイクに乗っていたり、女性に対して不器用だったり、『涙そうそう』と『八月のクリスマス』は少し似ている点があるではないか。
 前に『出口のない海』の海老蔵さんの脱力した感じが良いと書いたが、私はハン・ソッキュの役柄も『接続』や『シュリ』のような「仕事ができる男」風の役より、『八月のクリスマス』の脱力した主人公のほうが遥かに好きだ。

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