泣けた2006年10月05日 06時19分

 昨晩のNHK「その時歴史が動いた」を見た。
 戦後わずか3ヶ月で復活早慶戦が行われたという場面で泣けて仕方がなかった。『出口のない海』の並木浩二のように二度とグラウンドに戻って来ることができなかった者が数多くいたであろうことに。
 番組では戦死した若者についてはほとんど触れていなかったので泣ける作りの番組ではないのに、泣けた。『出口のない海』を見たおかげだ。
 このように映画をたくさん見、書物をたくさん読み、音楽をたくさん聞き、知識や情感を豊かにしていくことが大事なのだなと、今さらながら感じた。心の豊かさが育たないと分かりやすい映画にしか感動できない人間になってしまう。

http://www.nhk.or.jp/sonotoki/2006_10.html#01

コメント

_ poko ― 2006年10月05日 23時52分

復活早慶戦に45000人もの方が観戦に集まられたということに、本当に驚きました。野球がどんなにか、「明るく生きる気持ち」を与えてくれるものなのか、改めて感じました。

また、300本のバットと300ダースのボールを守った後輩たち、素晴らしかったです。(ただ、空襲のたびに防空壕に運んだ・・とあったので、常日頃から入れておけばよいのにと思ったのですが、それってだめだったんでしょうか?よくわかりませんでした)

_ S.KOJIMA ― 2006年10月06日 12時02分

pokoさま
 いい番組でしたね。
 私も実際の防空壕に入ったことがないので良くわかりませんが、風通しが悪くて土からの湿気もあり、湿度がかなり高そうな気がしますので長期の保管には適さなかったのではないでしょうか。

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