『夕凪の街 桜の国』2005年12月29日 07時20分


前から読みたいと思っていた、こうの史代・作の漫画。
このブログ開設を機に購入して読んだ。
帯に[映画化決定!]とある。
裏表紙には、
    昭和三十年。
    灼熱の閃光が放たれた時から十年。
    ヒロシマを舞台に、一人の女性の魂が
    大きく大きく揺れた。

    最もか弱き者たちにとって、
    戦争とは何だったのか、
    原爆とは何だったのか…
    著者渾身の問題作!
とある。
 この作品をどのように映画化するのだろうか。
 「男たちの大和 YAMATO」を見た時、広島で被爆して死ぬ時の女優(蒼井 優)の顔がきれい過ぎると思った。でもリアルにすれば良いというものでもないだろう。
 悲惨な場面をどこまでリアルに描くのか、どこまでにとどめるのか。そのような場面をどこまで使うのか、或いは使わないのか。その加減が難しそうですね。