8月20日を忘れずにいたい2012年08月22日 20時08分

 毎年8月6日、9日、15日には平和のために祈り、また、「私を平和のために用いてください」と祈っていますが、これからは8月20日も忘れずにいて、毎年8月20日にも同じ祈りを捧げたいと思います。
 
 今朝の祈りの時、旧約聖書のミカ書を読むように示されたので開いて読んだところ、次の箇所に目がとまりました。

 「人よ。何が良いことなのか。
  主は何をあなたに求めておられるのか。
  それは、ただ公義を行い、誠実を愛し、へりくだって
  あなたの神とともに歩むことではないか。」(ミカ書6章8節)

 20日にシリアで亡くなられた山本美香さんは神と共に歩むことができた方ではないかと思いました。山本さんがどれだけ聖書を読んでいたかはわかりませんが、マタイ25:40ができている人だと思いました。

 「あなたがたが、これらのわたしの兄弟たち、しかも最も小さい者たちのひとりにしたのは、わたしにしたのです。」(マタイ25章40節)

 マタイ25:40ができる人とは、空腹な人に食べさせ、渇いている人に飲ませ、旅している人を泊まらせ、裸の人に着る者をあげ、病気や牢にいる人を訪ねることができる人です。これは行為というよりは心が問われているのだと思います。最も弱い人々にどれだけ心を寄せることができるかが、問われているのだと私は思います。山本さんはそれを戦地で行うことができた人であり、神と共に歩んだ人だと思いました。

 私の役割は、「神と共に歩む」とはどういうことかを多くの人々に分かりやすく伝えることだと思います。マタイ25:40だけが神と共に歩むことではありません。「神と共に歩む」とはどういうことか、聖書に基づいて説き明かすこと、それが私が平和のために用いられる、ということだと思いますから、そちらに向かって加速して行きたく思います。