山本五十六2012年01月11日 18時12分

 映画『聯合艦隊司令長官 山本五十六』をようやく観ることができました。11月に呉の大和ミュージアムを訪れた時に、館内でこの映画の宣伝をしていて面白そうだったので、必ず観ようと思っていたのでした。しかし、年末は忙しくて行けませんでした。年明けからは多少は時間が出来たのですが、疲れ気味で、映画館の中で寝てしまう恐れがあったので ^^; 、良いコンディションで観られる時まで待ちました。今日は絶好調でした ^^

 とても良い映画だと思いました。実際の山本五十六とどれぐらい合致しているのかは知りませんが、一貫して「講和・平和」を重視する観点から映画が作られていることに、とても好感を持ちました。田中麗奈さんが浮いている(笑)とか、気になる点はいくつかありましたが、役所広司さんが惚れ惚れするような良い味を出していたと思います。達観して一人違う境地にいる役所さんの山本五十六は周囲が青筋を立てている時も悠然としています。映画ならではのことで、実際にはそこまで悠然としていられないのでは、とも思いますが、平和論者のあるべき姿を学ばせてもらった気がします。
 少し、もっちゃりしていてテンポが悪い気がしないでもなかったですが、あまりテンポが良すぎると、役所さんの山本五十六の深さ広さが出なくなるので、敢えてゆったりとさせたのではないかと、想像します。

 ところで、金券ショップのチケットを当てにして前売り券を買わずにいたら、金券ショップでは売り切れでした(泣)。1800円の価値はありましたから良かったですが、貧乏神学生にとっては、ちょっと痛かったです。と言うわけで、館内で売っていた瀧本監督の『はやぶさ』の前売り券は、しっかりゲットしておきました ^^

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