祈祷会メモ2011年07月21日 22時23分

 一週間遅れになってしまいましたが、先週14日の祈祷会メモです。
 先週はオバデヤ書を開きました。
 今週と来週はヨナ書です ^^

<7月14日祈祷会メモ>

『食に貪欲だったエサウ』
【オバデヤ・全(1-21)】

 オバデヤはエドムの滅亡を預言した。エドム人はエサウの子孫である。エドムはモーセの通過を拒む(民20:14-21)等、イスラエルと敵対していたが、その元はヤコブとエサウの争いにある。発端はヤコブが謀ったためでエサウに悪意はなかったのに聖書はエサウに冷たい。マラキには「わたしはエサウを憎む」とある。何故そこまで冷たいのか。

 神は食に貪欲な者を非常に嫌う。荒野で民は泣いて言った。「ああ、肉が食べたい。魚…きゅうり、すいか、にら、たまねぎ、にんにくも」(民11:4,5)。主の怒りは激しく燃え上がり、民を打った。イエスは「何を食べるか…などと言って心配するのはやめなさい」(マタイ6:31)と言った。食に貪欲だと神から離れ、霊的でなくなる。空腹に耐えかねて食事と引替えに長子の権利を売ったエサウ(創25:33)は霊性が貧弱な人物だったのだろう。これを教訓として祈りに励み、霊性を磨こう。