広島にて2012年08月06日 19時29分


 昨日、広島に入り、今朝は式典に参加しました。5年ぶり、2度目です。初めて参列した5年前は参列者は何時ごろ集まり始めるのか、全然分からなかったので、とにかく早く行こうと思い、朝の6時には会場に入り、並べられていたパイプ椅子に座りました。

 今回はもっとゆっくり会場に入り、パイプ椅子にも座らずに会場の右側の通路から立って式典を見ました。5年前、パイプ椅子に座った時は、周りをキョロキョロできず、会場全体の様子が今一つ分からなかったので、今回は会場全体の様子を見たいと思ったのです。

 5年前は平和に貢献したいという気持ちはあっても、どうしたら良いか分からないでいました。5年後の私は分かっています。そのための確信を得るために広島に来ました。来て本当に良かったです。

 午前中は平和公園の中で過ごし、午後はホテルに戻って執筆予定のヨハネの福音書についての本の構想を練りました。この本の構想は、ここ1カ月ぐらい、ずっと考えていますが、なかなか固まらずに難儀しています。しかし、だいぶ方向性が見えて来ました。いま考えているタイトルは次のものです。

 『核時代のヨハネ福音書の神学 ― 「命」と「滅び」の2次元の時間の中を生きる私たち ―』

【2012.8.15編集】

コメント

_ poko ― 2012年08月08日 16時18分

会場には行けませんでしたが、私も黙祷だけは欠かさずという思いで、今年もこの日を迎えました。

子どもたちの言葉がよかったですね。
女の子の髪をきちんと上げていた姿も凛々しかったです。
(最近の、顏の横の髪を垂らす髪型はどうも見るのが苦手です)

_ S.KOJIMA ― 2012年08月09日 06時24分

poko さん
 こんにちは。子ども代表の誓い、良かったですね。年によっては大人が赤ペンを入れた跡が分かるような誓いの言葉もありますが、今年のは小6生らしくて良かったように感じました。
 しかし、実は私は子どもの誓いの言葉にあまり集中できないでいました。5年前もいましたが、会場の外で「野田は帰れ!」などと拡声器で大騒ぎしている連中がいるのです。野田首相がどのような首相であれ、慰霊と平和のため静かに祈るために多くの人々が集まっている式典を騒音で妨害する連中は本当に情けないと思いました(怒)
 きょうは長崎に心を向けたく思います。

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