佐々部監督×粟田麗さん対談2008年05月04日 09時16分

 昨日は鎌倉で『夕凪の街 桜の国』の上記対談付きの上映会があったので行ってきました。複数のチル友さんたちとの鑑賞は久しぶりです。この映画はもう20回以上見ているので、もう見てもほとんど涙が出なくなっていますが、なぜか昨日は随所で涙が目からあふれました。多忙な仕事の現場を離れつつあり、心に少し余裕ができてきたためかもしれません。だとしたら、実に喜ぶべきことです。
 粟田麗さんはスクリーンの中の人とは別人のようでした。声のトーンも京ちゃんよりも低く、しっかりとした声でした。白魚のような美しい手が印象的でした。リハーサルでは粟田さんが実際にランドセルを背負って子役の小池里奈さんの役も彼女の眼前で演じて見せることで二人の雰囲気を刷り合わせると共に、小池さんの女優魂のスイッチを入れる役割も果たしたというような裏話を佐々部監督がたっぷりと聞かせてくれ、楽しい対談でした。
 佐々部監督のトークを久しぶりで聞きましたが、やっぱり闘う人なのだなということを再確認した日でした。

「心のきよい者は幸いです。その人は神を見るからです。」
(マタイの福音書5章8節)

コメント

トラックバック