本日より『結婚しようよ』2008年02月02日 08時33分

 きょうから『結婚しようよ』が全国公開になります。私も舞台挨拶の回のチケットが確保できたので、もう少ししたら東銀座の東劇に向かいます。
 一昨日の晩、製作中の作品がようやく完成したので某誌にオンライン投稿しました。年末からずっと研究に没頭し、ここ2週間は通常の仕事をしながら論文執筆に励んでいたので相当に消耗し、昨日の昼は目が霞んでコンピューターの画面が見えなくなるほどでした。この論文が某誌に掲載されるかどうかは分かりませんが、何はともあれ研究はこれで一段落したので、やっとで『結婚しようよ』をしっかり応援できる状態になりました。
 12月半ば以来、映画館にも全然足を運んでいなかったので下関が舞台の奥田監督の映画『風の外側』もまだ見ていなかったのですが、昨日ようやく見ることができました。昨日が最終日だったのでギリギリセーフでした。この映画の鑑賞券を無料で下さった下関のSさんが、何やら夜行列車で今日の東京での舞台挨拶に向かったようですので、もし『風の外側』を見逃していたらSさんに会わせる顔がなかったですから、私の作品を一昨日に完成させることができて、本当によかったです。

村松崇継さんコンサート@浜松2008年02月11日 20時11分


 2月9日の土曜日、『夕凪の街 桜の国』の音楽の作曲者の村松崇継さんのコンサートが村松さんの地元浜松であったので、行ってきました。高校時代までを過ごした地元でのコンサートということで村松さんの音楽の先生、学校の先生、親戚や知人も多く来ていたようで、村松さんもいつにも増して緊張気味でトークは噛みまくりでしたが、そんな村松さんの素顔が見られたことも魅力でした。
 CDサイン会では今回は『氷壁』のCDにサインしてもらいました。窒素之助と言えばすぐに分かっていただけるので、覚えてもらいやすい芸名を付けて本当に良かったなあ、と思いました ^^

 仕事で今わたしは大暴風の中にいます。聖書を読むことで不安を静めています。

 ☆イエスが舟にお乗りになると、弟子たちも従った。すると、見よ、湖に大暴風が起こって、舟は大波をかぶった。ところが、イエスは眠っておられた。弟子たちはイエスのみもとに来て、イエスを起こして言った。「主よ、助けてください。私たちはおぼれそうです。」イエスは言われた。「なぜこわがるのか、信仰の薄い者たちだ。」それから、起き上がって、風と湖をしかりつけられると、大なぎになった。(マタイの福音書 8章 23-26節)

三宅さん主演ドラマに『夕凪』の音楽はやめて!2008年02月15日 22時10分

 今夜、日本アカデミー賞授賞式はたいして興味がないので三宅裕司さんが昨年の踏み切り事故で亡くなったお巡りさん役を演じているドラマを見ています。
 亡くなられた宮本さんを三宅さんが好演していて、とても良いドラマなんですけど、なんでこのドラマに『夕凪の街 桜の国』の音楽が使われるの?
 村松さんの『夕凪』の音楽は私にとっては、あくまで広島のための音楽です。せっかくのいいドラマなのに、全然入り込めなくなってしまいました。
 残念!!!

真冬の夕凪2008年02月17日 08時45分

 上野スタームービーで『夕凪の街 桜の国』を上映中というので、昨日の土曜日の夕方の回にさっそく行ってきました。忙しくしていたので、みなと劇場そっくりの三軒茶屋中央劇場でも先週まで上映していたことは全然知りませんでした。三軒茶屋でも見ておきたかったです。残念。
 上野ではけっこうお客さんが入っていたのでうれしかったです。いまは2月ですから、広島ロケが行なわれた8月とはちょうど正反対の季節です。真冬に劇中の蝉しぐれを聞きながら、平和づくりに貢献したいという思いを新たにしました。
 ラストシーンで田中麗奈さん演じる七波が皆実おばさんの写真を見るときの表情は見れば見るほど素晴らしいです。約3ヶ月ぶりの夕凪でしたが、また新たな感動をいただきました。
 上映期間中、また上野に足を運びたく思います。

北大の入試日程が一日延期だそうで2008年02月24日 20時18分

 荒れ模様の天気のため、北海道大学の入試日程が一日延期になったそうですね。
 ちょうど30年前 ^^; 私が北大を受験した時も、入試日の前々日が荒天だったことを思い出しました。
 その入試日の2日前、静岡から羽田空港に行ったところ、札幌便が猛吹雪のため欠航とのことで、出発ロビーは大混雑でした。当時、私は一人では何もできない世間知らずでしたので心配した父が羽田まで付き添ってくれていて、父が手際よく翌日の便に予約変更してくれました。私の高校の同級生は国鉄で北海道入りする判断をしました。
 その日はいったん静岡に帰り、翌日また羽田に行き、その日は無事に離陸しました。しかし、北海道の天気はまだ完全には回復しておらず、機内では千歳に着陸できない場合は羽田に引き返すというアナウンスが繰り返しされていました。機内には私と同じ受験生と見られる学生が多数、搭乗していました。ですから、飛行機が無事千歳空港に着陸した時は、機内で拍手が起こりました。
 この時の猛吹雪は大変なもので、本州と北海道の間の飛行機だけでなく、北海道内の国鉄も不通となっていて、国鉄で北海道に向かった同級生は私よりもっと苦労したとのことでした。
 入学した後のクラスの自己紹介(岩井俊二監督の『四月物語』と全く同じ雰囲気)では、皆がいかに札幌入りするのに苦労したかを話していました。
 私の人生もあの頃から波瀾含みだったのだな、などと今思っています。