クリスマス2006年12月26日 07時25分

 昨日の産経新聞に良いことが書いてあった。私は朝日を購読しているが、朝日と異なる意見を知るために産経が置いてある所に行った時にはできるだけ読むようにしている。産経は朝日とだいぶ違うので私には合わないが、ハッとさせられる記事に出会うことも時々ある。昨日もそんな記事があった。以下に抜粋して引用する。

「クリスマス」
 日本人はクリスマスが好きだ。クリスチャンではなくても、クリスマスが近づくと落ち着かない気分になってくる。(中略)街も住宅地も、夜ともなれば、クリスマスを祝うイルミネーションで美しくきらめく。
 きのうのクリスマスイブに、実際に教会に行った人はどれくらいいるだろう?もし、本気でキリストの降誕を祝福したいと願うのなら、教会にいって賛美歌を歌うのが筋というものだろう。クリスチャンなら、そう主張するに違いない。
 しかし、クリスチャンではない大方の人は、イブだからといって教会には行かない。(中略)
 それより、イブは恋人と2人で、親しい人たちと、家族そろって、遊園地やコンサートや映画館にいく、あるいは自宅でシャンパンやワインを飲み、ロースト料理やピザやケーキに舌鼓を打った人のほうが多かったのではないか。要するに、幸せの再確認である。
 だから、この時期に幸せではない人にとって、クリスマスはあくまでも人ごとでしかない。むしろ疎ましいものかもしれない。そんな人たちのために祈ることができる人こそ、本当のクリスマスを知っている人といえそうだ。(宝田茂樹)

 本当にその通りだと思った。私はクリスマスを人ごとと思っている人たちに対する祈りが足りなかったと反省させられた。両親のマリヤとヨセフがベツレヘムで宿屋に泊まることができなかったために家畜小屋で生まれ、飼葉おけに寝かせられた主イエス・キリストの生誕の意味を今いちど噛みしめなければと思った。

☆きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。あなたがたは、布にくるまって飼葉おけに寝ておられるみどりごを見つけます。これが、あなたがたのためのしるしです。(ルカの福音書 2章11,12節)

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