『武士の一分』(2回目)2006年12月03日 20時58分

 次の土曜日には『硫黄島からの手紙』が封切られるので、今のうちに『暗いところで待ち合わせ』や『めぐみ』を見ておきたいのだが、今日はまた『武士の一分』を見てしまった。
 『武士の一分』は不思議な映画だ。いい映画だから見終わった後の満足度は高いが、そうだからと言って、私の中のこれまでの邦画No.1だとまでは思わない。しかし、帰り道にこの映画のことを考えていると、だんだんこの映画に対する評価が自分の中でどんどん高まり、遂にはNo.1になってしまう。
 見た直後は役者の演技による表面的なところだけで満足しており(この点においての私の評価も高いのだが)、その後の反芻では、もっと深いところで評価しているということだろうか???
 2回目を見終わった直後は3回目を見たいとは特に思わなかったのだが、少し時間が経った今はまた3回目を見たくなってしまっている。本当に不思議な映画だ。

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